会長のメッセージ


 桜の便りが届き始めました、新潟の開花が待ち遠しいですね!
 どこの施設でも新入職者を迎えて新体制でスタートされている事でしょう。
 採用された新人も、受け入れる側の先輩もまずは笑顔で挨拶から!!

 さて、昨年改定された「看護師等確保の基本指針」について、今年2月に開催された新潟県看護協会・看護連盟合同研修会に日本看護協会高橋弘枝会長をお招きして、その概要と活用についてお話を伺いました。200人を超える参加で、多くの看護管理者に関心をもって頂けた講演会でした。改訂されたいま、この時をチャンスととらえて、看護の価値をさらに高め、看護職が生涯を通じて働き続けられる環境を整備していく事の重要性を感じました。
 まずは、「処遇の改善」について、実現するために活用できる制度を知ることです。
 「基本的な指針」を現場で活かすには? 会員の皆様自身が将来の姿をどのように描くか? その姿を達成するために、今から職場での取り組みを進めてまいりましょう。
 新潟県看護連盟は、そのきっかけとなるような研修会を今年度も企画して、現場の皆様を応援していきます。
 そして、いま4人の代表議員の活躍からは目が離せませんね
 石田まさひろ議員、とものう理緒議員は、参議院予算委員会で看護関連の質問をしています。被災地の医療体制・診療報酬等改定での看護職員の賃上げ実現の見通し・母子保健分野のDXの推進・多様な価値観に対応した終末期医療・学校における体罰や不適切指導等々。
多岐にわたり 内閣総理大臣や厚生労働大臣に質問し、その答えを導き出している姿は、職能団体の代表議員としてとても頼もしく、誇りに思います。
 また、たかがい恵美子衆議院議員は、生涯にわたる女性の健康を支援するPTの座長として様々な活動をしています。認知症やフレイル、性差科学に着目した診療体制、また3月の女性の健康週間に連動して「フェムテック」健康経営店を開催。これらの活動は男性も含めたウェルビーングを目指しています。
 あべ俊子文部科学副大臣は主に教育とスポーツの分野を担当。「誰もとり残さない」教育を掲げ、現場の声を聞くために全国を精力的に周っております。新潟県視察の様子はホームページで紹介しておりますので是非ご覧ください。
 新潟県看護連盟は、これからも組織力の強化と看護政策の実現に向けて会員の増加対策に取り組み、看護職の組織代表を国政に送り、法律の制定や改正を通して労働条件、看護教育の改善などに取り組んでまいります。
 会員の皆様におかれましては、今後ともご支援・ご協力をお願い申し上げます。


新潟県看護連盟   
会長 佐藤和泉